ラダーシェルフDIY

【DIY】ラダーシェルフの作り方~簡単斜めカットで角度をつける~

どうも、たぽぽです。(@DIY1573024)
このブログではDIYのレシピやDIYの情報などを発信しています。

ラダーシェルフとはハシゴを活用した棚のことで、どこにでも置くことができてインテリアになります。
オープン収納としてよく使われていて、物を置くだけでちょっとお洒落に。

ラダーの脚を斜めにカットして脚立風にしました。

ラダーシェルフはDIYで作れます。
折りたたむことができ、持ち運びも
可能。
製作費は約2500円ほど。
部屋だけでなく、BBQなど外で使うこともできて便利!!
・折りたためて機能的
・インテリアとして使える
・構成がシンプルで作りやすい

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ラダーシェルフDIY~持ち運べる収納棚~

ラダーシェルフは機能的

今回のラダーシェルフは脚立風で自立して立たせることができる為、どこにでも置くことができます。
また、折りたたむこともできるので、持ち運びも可能。

ここでDIYするポイントは『脚を斜めにすること』
脚を正確に角度をつけてカットするのは難しいと思いませんか?
ある物を使えば、簡単に斜めに切ることができます!!
この記事では脚を斜めにカットする方法も紹介します。

【DIY】ラダーシェルフの作り方

ラダーシェルフDIY 設計図

ラダーの材料
・赤松 45×15mm
・木製杭 40Φ
・蝶番 2個
・チェック
・ヒートン

まずはラダーからDIYしていきます。
ラダーは脚立タイプで自立するようにしますので、同じラダーを2つDIY。

蝶番を使って開閉できるようにして、チェーンを使って開度を制限します。

構成がシンプルなので安くて簡単に作れます。

ラダーシェルフのステップは木製杭

ラダーシェルフDIY ハシゴ作り

ステップの寸法
・木製杭 310mm⇒4本
・赤松(15×45mm)⇒2本

ラダーシェルフのステップには木製の杭を使ってDIY。
安価で手に入れやすく、太めの丸木なので棚板を載せるのにちょうどいい。

それとラダーシェルフの1番上に取付する角材
(赤松15×45mm)は脚と同じ木材を使用しましょう。
これに蝶番を付けます。

今回は2段の棚にするので、木製杭は4本使用します。
『のこぎり』で簡単にカットできます。

1本200円ほどで購入できました。
丸木って意外と高いので杭を活用するのはおすすめ。
曲がっている杭もあるので、選ぶときはよく見て選びましょう。

マイスターボックスでカット

SE11ののこぎりガイド

カットする時は転がらないように押さえてカット。
おすすめなのが『マイスターボックス
側面の壁に押し当てて、クランプで固定。
切る時は手で動かないように押さえてカットすれば、
スムーズに切ることができます。

転がりを押さえながら、ガイドに沿って切れるので使いやすいですね。

 

杭の塗装

カットができたら塗装。
今回はワトコオイル『ミディアムウォルナット』で塗装。

着色が良く、古材感が出ています。
色の入りが良く、ダークウォルナットで塗ったような色になりました。

ワトコオイルを調色して、使うのもいい。
オリジナルカラーが作れます。
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ワコトオイルの色見本~色を混ぜてオリジナルカラーに~

 

ラダーシェルフの脚を斜めカットする方法

ラダーシェルフの脚は斜めカット

赤松 45×15mm
カット寸法
・800mm

ラダーシェルフの脚は角度がつくので斜めにカットします。
斜めにカットするとき難しいのは『カットすることではなく、正確に線を引くこと』
線が引ければ、線に沿ってカットすればいいので線を正確に引きましょう。

角度をつけるなら分度器に穴をあける

分度器を使って、角度をつける

正確に角度をつけるなら、『分度器の中心に穴をあけること』
分度器の中心に2~3mmほどの穴をあけましょう。
鉛筆の芯が通れば、OKです。

これだけで簡単に自由な角度で線が引けます。

穴あき分度器の使い方

印のつけ方

使い方
① 角と分度器の0°の線を合わせる。
② 側面面とつけたい角度の線を合わせる。
③ 穴に鉛筆を差して、印をつける。
④ 角と③で印をした所を線で結ぶ。

この分度器を使えば、細い角材などに簡単に角度を
つけて線が引けます。

角度をつけた脚などを作りたいときにおすすめ。
今回は75°でカットしていきます。
4本とも75°で線を引きましょう。

これを使えば、何でも斜めにカットすることができる!!

 

ラダーシェルフの脚は角度をつけてカット
線に沿って、カットすれば完了です。
線に沿って、正確にカットするなら『のこぎりガイド』を使いましょう。
角度によってラダーシェルフの開きと高さが変わるので、カットする前によく確認しておきましょう。
線に沿って、切るのが不安な場合は
のこぎりガイドを使用しましょう。
100均の『のこぎりガイド』も工夫次第で精度を上げることができます。
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100均ノコギリガイドを検証

 

ラダーシェルフDIY~組み立て~

ラダーシェルフの組み立て

ステップ取付寸法
・1段目 上から250mm
・2段目 上から600mm

ラダーシェルフ(脚)を塗装したら、組み立てます。
ステップをビス止めするので、木埋めの穴をあけていきましょう。

ビスを隠すための穴なので、貫通させないように注意。

ビス打ちをする時はコーナークランプ

コーナークランプで固定

ビス穴をあけたらビス打ちをしますが、ズレないように『コーナークランプ』を使いましょう。
コーナークランプは木材同士を直角に固定することができます。
DIYでは必須のアイテム!!
これがあるだけでスムーズにDIYすることができます。

コーナークランプを使うと角が揃って、キレイにビス止めできます。
コーナークランプは箱や枠を作る時など、手で押さえずらい所に便利ですね。


ステップは真ん中にビスを打つ

ステップのビス打ちは真ん中を狙って、ビス止めをしましょう。
ラダーシェルフの脚からはみ出さないように注意。
ビス+木工用ボンドで取り付けていくと強度が増します。

角度をつけた脚の向きが合うように向きに注意。
ラダーシェルフ(脚)の真ん中にステップが取付くようにビス止めしましょう。

ビス穴は木埋め

刃は寝かせて切る

ビス止めしたら、木埋めをしていきます。
ダボ木や丸木を穴に差して、カットしていきます。

のこぎりは『アサリ』がないものを使いましょう。
(片刃のこぎり)
木埋めをしたら、塗りなおしをしておきましょう。

蝶番でラダーシェルフを開閉させる

ラダーシェルフに蝶番を付ける

2個出来たら、蝶番で繋ぎ合わせます。
特に難しいことはありません。
1番上に蝶番を付けるだけ。

ラダーシェルフ(脚)の向きが逆にならないように注意。

 

ラダーシェルフにチェーンを取付

最後にチェーンをつけて、ラダーシェルフの開きを制御します。
脚の角度に合わせてラダーシェルフを開き、それに合わせてチェーンの長さを調整しましょう。
チェーンは両側に付けてます。

『セリア』のチェーンを使用しました。

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棚板は杉板でおしゃれに

ラダーシェルフの棚板制作

棚板
・1段目 600mm
・2段目 900mm

ラダーシェルフの載せる棚板作るため、杉板を使って1枚板を作ります。
ラダーとのバランスを見て、長さを決めましょう。
長すぎても短すぎてもバランスが悪くなります。
板は厚みのある方がいいでしょう。
薄すぎると安っぽくなりますので、厚みは24mm~38mmくらいがおすすめ。

自分でカットするなら丸ノコを使いましょう。
DIYにはHI-KOKIの『FC6MA3』がおすすめ。
コスパと性能がヤバい!!
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丸ノコレビュー

 

継ぎ目を出すと古材感がでる

棚板を面取り

あえて継ぎ目を出すために面取りをしていきます。
継ぎ目が出ることで手作り感が出て、お洒落になります。
トリマーを使って、面取りをすることで1枚板にした時、継ぎ目が出ます。

継ぎ目が出ることで塗装した時、より古材感も出ます。
トリマーは『E-value』がおすすめ。
安くてとても使いやすい!!
DIYにはおすすめのトリマーです。

 

ダボ継ぎで1枚板に

ダボ継ぎで1枚板に

3本の杉板を使って、1枚板にしていきます。
ダボを使って、1枚板にしました。

ダボ継ぎは特別な工具などは特に使わないのでDIYでは簡単に活用できておすすめな継ぎ方です。

特別な工具はいらないので、やり方が
わかれば誰でもできます。
コツをつかんでDIYで活用しましょう。
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ダボ継ぎで1枚板を作る方法

 

ラダーシェルフに合うサイズにカット

1枚板をカット

棚板の寸法
・600×300mm
・900×300mm

1枚板になったら、ラダーに合うようにカット。
大きめになっているので、カットしてラダーに入るようにします。

カットには丸ノコを使いましょう。
縦切りは長いのでまっすぐ切るにはやり方があります。

丸ノコで長い材や大きな材を切るには工夫が必要です。
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ワトコオイルでシェルフ塗装

最後に塗装すれば、完成です。
こちらもワトコオイルの『ミディアムウォルナット』を使用しました。
着色することでより古材っぽくなります。

 

ラダーシェルフの完成

ラダーシェルフDIYの完成

棚板を載せるだけで、ラダーシェルフになります。
部屋に置いたり、アウトドアで使ったり、幅広い用途で活用できます。

趣味の物を置いたり、植物を置いたりすればインテリアになります。
折りたためるので外で使うことも可能。

ぜひ挑戦してみて下さい。

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角度をつけたラダーシェルフ

角度をつけたラダーシェルフ

材料
・杉角材(24×30×3650mm)

もう1つ脚立風のラダーシェルフをDIYしてみました。
今度のラダーは上に行くつれて狭くなるように角度をつけてみました。
角度をつけると見た目が可愛くなります。

 複雑な角度切りならスライド丸ノコ

複雑な角度切りならスライド丸ノコ

この場合、ラダーの脚をピッタリつけるなら2方向から角度をつけて切らなくてはなりません。
今回はラダーを正面から見た時は85°、横から見た時は80°になる様に切りました。

 

複雑な角度切りならスライド丸ノコ

2方向から同時に角度切りをするならスライド丸ノコを使いましょう。
ノコギリや丸ノコでは無理ですが、スライド丸ノコなら正確に切ることができます。
スライド丸ノコは使い勝手が良く、正確に切れるのでDIY好きなら1つは欲しいアイテムです。

 

木目を出すならビスは奇麗に隠す

木目を出すならビスは奇麗に隠す

今回のラダーは色をつけずにオイル塗装をするのでビスは奇麗に隠したいので少しこだわりました。
オイル塗装はツヤを出して、木の良さを出してくれます。
しかし、ビス隠しや傷が良く目立つデメリットもあります。

その為、ビスは奇麗に隠しましょう。

綺麗にビス隠しする方法はこちらの記事で

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埋木錐を使えば、綺麗なビス隠しができる

 

2つのラダーで折りたたみシェルフに

折りたたみのラダーシェルフ

先ほどと同様に蝶番とチェーンで繋げれば、完成です。
2つのラダーを使えば、折りたたみのシェルフになります。
ちょっと変わった収納棚が欲しいときにはおすすめのDIY。
折りたたみなので、アウトドアで使うのもおすすめです。

ラダーシェルフはDIYで作ることが可能で使い方も様々。
DIY好きなら挑戦したい作品の1つですね。

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