あのブルックリン風テーブルをDIYで再現してみた。

【DIY】ヴィンテージ風テーブルの作り方

どうも、たぽぽです。(@DIY1573024)
DIY歴5年、ほぼ毎日DIYしています!!
このブログではDIYレシピやDIYに役に立つ情報を発信しています。

憧れの家具ってありませんか?
僕はあります!!
雑誌をみて一目惚れ!!

テーブルの天板に古材を使った『コーヒーテーブル』
めちゃくちゃカッコよくて、欲しくて仕方ありませんでした。
しかし!!高くて手に入らない・・・。(涙)

それならDIYしようと決意しました。
まったく同じとはならなくても自分で作ればお気に入りのテーブルになる!!

憧れのテーブルをDIYで作ります!!
DIYならサイズも好きにできますね。

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ヴィンテージ風テーブルの作り方:モデル探し

今回、モデルにしたテーブルが『ジャーナルスタンダード ファニチャーのブルージュドリー』
台車をモチーフにしたコーヒーテーブルで天板に古材を使用しているヴィンテージ感あふれるテーブル。
めちゃめちゃカッコいいです!!

インパクトあるデザインでブルックリンスタイルに合うカフェテーブルです。
このテーブルをDIYするポイントは
① 車輪を作ること
② 天板を古材風に塗装すること

1つ目のポイントは『大きな車輪』
この車輪は木材を使って再現します!!
丸く切った、木材を車輪風に組み立てていきます。

2つ目のポイントは『古材天板』
このテーブルは古材を張り合はせて、天板にしています。
しかもこの古材は部分的に黒くなっており、模様の様な古材。
普通に塗装しても再現できません。
『グラデーション』をつけて塗装をしていきます。

どうしても欲しい!!
ならDIYだ!!

 

ヴィンテージ風テーブルの作り方:① 設計図

ブルックリン風テーブルの設計図

サイズ (1人~2人用)
・幅  900mm
・奥行 500mm
・高さ 350mm
上のサイズは参考程度に。
サイズを決める時は部屋や使う人数に合わせて決めるといいです。
今回はソファに合うコーヒーテーブルにする為、このサイズにしました。
ソファの前に置くにはちょうどいい大きさです。
植物を置く台にしてもいい感じになります。

車輪の設計は車軸の高さに注意

車輪の設計図

車輪の設計には車軸の高さに注意しましょう。
車軸の位置でテーブルの高さが決まるので、反対の脚とズレると反対側の脚と合わなくなります。

車輪をしっかり設計を考えときましょう。

車輪は回るように隙間をあけて設計。

ヴィンテージ風テーブルの作り方:③

ブルックリン風テーブルをDIY

【材料】 赤松 30×40×2950
・870mm⇒2本
・470mm⇒2本

下の台車からDIYしていきます。
まずはテーブルの天板を載せる枠組みから作っていきます。

上記の寸法で4本をカットします。
この4本の両端を45°でカットして四角く組んでいきます。

 

スライド丸ノコなら正確にカットできる

両端を45°でカットすることで小口を見せずに綺麗に枠組みすることができます。

手早く正確に切るなら『スライド丸ノコ』を使うのがおすすめ。
どんな角度でも精度よく正確に切れます。
マルチに使えて、1台あるだけでDIYの幅が広がります。

のこぎり切るなら『のこぎりガイド』
を使えばまっすぐ切れちゃう!!
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100均ノコギリガイドを検証

 

切り込みを入れて、掘りこみ

車輪をつける所は12mmで掘りこみ。
複数の切り込みをいれて、ハンマーで叩けば掘りこみができます。

 

留め継ぎはしっかり固定

掘りこみをつくったら、角をしっかり合わせてビス止めをしていきます。
45°で切ったもの同士を継ぐ、『留め継ぎ』は特にビスを打つときにズレやすいのでクランプを使ってしっかり固定してからビス止めをしましょう。

ヴィンテージ風テーブルの作り方:④ 車輪

車輪の作り方

【材料】 合板(24mm厚)
・円形(Φ220mm)

続いてテーブルの脚になる車輪をDIY。
すべて木材でDIYすることで安くて、軽い車輪になります。
車輪は大きめの方がインパクトがあって目立ちます。
まずはコンパスを使って、円を描きましょう。

ボルト穴は高さがズレないように注意しましょう。

 

ジグソーで丸くカット

車輪はジグソーを使って丸くカットしました。
線の内側に行かないように注意しましょう。

丸くカットするコツは『一気に切らないこと』

ジグソーは途中からでも切ることが
できるので、焦らずこまめに止めながら切るのがコツ。
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ドリルガイドで穴あけ

コンパスの針を刺した所を10mmのドリルで穴をあけていきます。
真っ直ぐあけられるように横から確認しながら注意してあけましょう。

正確に真っ直ぐに穴をあけるのは難しい
ですがドリルガイドを使えば、穴あけを補助してくれる。

 

 

アルミパイプを仕込む

ボルトで穴が削られないようにする為、アルミパイプを仕込みます。
車輪の厚み(24mm)くらいでカットしてハンマーで叩けば簡単に入ります。

あとは接着剤で固定すればOK!!

パイプはΦ10を使用。
叩けば簡単に入るよ!!

 

 

車輪のブラケットの作り方

【材料】合板(12mm厚)
・130×326×75mm

続いて作るのは車輪を取付けるブラケット。
ブラケット2枚で車輪を挟むため、4枚DIYで作ります。

寸法は写真の通りで台形の形にしました。
ここで重要なことは『車軸の穴あけ』
あける位置を間違うと車輪を組付けたとき、設計した時の高さと違ってきます。

 

 

車軸の高さに注意

今回は脚の長さを326mmで設計したので
『326mmー110mm(車輪の半径)=216mm』となります。

ブラケットの中心に穴をあけていきましょう。
こちらも車輪と同様にアルミパイプを仕込みます。

穴あけ位置がズレるとテーブルの高さが変わってしまうから注意だよ!!

ヴィンテージ風テーブルの作り方:⑤ 車輪取付

車輪の組み立て

続いて、コーヒーテーブルの土台に車輪と脚をつけていきます。
まずはブラケットを掘りこみを入れた所にビス止めで固定していきます。
ビスを打った所はあとで木材を貼るのでこのままでOK!!

 

ボルトの通りを確認

同じようにに内側からもう1枚、ビス止めしてしていきます。
ボルトを通して位置を合わせてからビス打ちをしましょう。

通したボルトが曲がってないか注意!!

 

車輪をつけてみよう

車輪をつけてみるとこんな感じになります。
今回、車軸の穴は10mmであけました。
10mm穴にはM8のボルトがピッタリ合いました。

 

車輪が斜めに

車輪を横から見るとガッツリ斜めに・・・。
ドリルガイドを使いましたが、やはり真っ直ぐあけるのは難しい。(汗)
一応、回るのでこのまま作ることにします。

 

ベニヤで隠す

ブラケットのビスはベニヤを貼って隠しました。
掘りこみ跡も隠せるので、ベニヤを貼った方が見た目がいいです。

 

ボルトで見た目もいい

べニヤは接着剤で貼っているので取れることはありませんが、出来ればボルト止めをした方が完成した時の見た目がいいです。
ナットで止めれば、OK!!

ボルトを使うだけでそれっぽくなるよ!!

ヴィンテージ風テーブルの作り方:⑥ 土台の脚DIY

テーブルの脚の作り方

【材料】合板(12mm厚)
・326mm×60mm

反対側に取り付けるテーブルの脚も4枚ほどカット。
先を尖らせることでガタつきにくくなるので、
斜めにカットしました。

2枚をL字にビス止めし、土台に取付。

 

ビスは木埋め

土台にビス止めしたら、木埋めしてビスを隠しましょう。
ビスが見えると完成時の見た目が悪いので、木埋めでひと手間を加えます

埋め木に使うのこぎりは『Zライフソーのクラフト』が使いやすい!!
刃が薄く、良くしなるので綺麗に切ることができます。

ヴィンテージ風テーブルの作り方:⑦ 土台を塗装

ツヤなしブラックでアイアン塗装

最後に色を塗れば、コーヒーテーブルの土台は完成です。
色はブラックでアイアン風にしました。
使った塗料は『ローズガーデンカラーズのグラフィット』
ツヤのない黒でアイアンぽくなります。

水性ペンキなので使いやすい!!

 

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テーブル天板の作り方

テーブルの天板は古材風にDIY

【材料】杉 破風板(150×24×3650)
・500mm⇒6枚
天板は24mmの厚さの破風板を使いました。
杉の木目は奇麗でコーヒーテーブルの天板に使うのにおすすめ。

いつもは継ぎ合わせて1枚板にしていましたが、今回は継ぎ合わせずに使っていきます。

テーブルの天板は向きに注意

天板DIYは向きに注意

テーブルの天板にするなら並べる方に注意しましょう。
木材には『木表』『木裏』があります。
小口を見てみると年輪の丸みが見えます。
丸みが上になっているのが外側が木表、下になっているのが木裏。

木材は木表に向かって、反っていきます。
木表と木裏を交互に並べると反りが平均的になります。

 

端材で継ぎ足し

ホームセンターで売っている150mm幅の木材を使用したのですが、正確ではないようで測ってみたら145mmしかありませんでした・・・。

予想していなかったアクシデントで天板が寸足らずに。
ちょうどいい端材があったので急遽、継ぎ足しました。

表記サイズは目安程度に考えていた方がいいかも。
ホームセンターではメジャーを貸してくれるので測ってみるのもアリ!!

 テーブル天板の作り方:ヴィンテージ塗装

グラデーションをつけて塗装

テーブルの天板はステインで普通に塗っても、本物に近づけることができないので部分的に黒く塗って古材感を出していきます。
そこで『グラデーション』をつけて塗装していきます。
部分的に黒くしてメリハリをつけて塗っていきます。

色を使い分けて塗装

色を使い分けて塗装

使った塗料
・ワトコオイル

  (エボニー)
  (ミディアムウォルナット)
  (ダークウォルナット)
・亜麻仁油

塗る時はウエス使って塗ります。
① まずは部分的に濃い色を塗っていきます。
  木目に沿って、タテに塗ります。
② その後、薄めの色で塗ってない部分を塗装していきます。
  色の境目がなじむようによく塗りましょう。

ワコトオイルのエボニーはこげ茶っぽい色なので、
全体に塗ると暗くなりすぎることがオイルと併用する
ことで部分的にアクセントがついて綺麗な古材感になります。

自分で調色して使うのもおすすめ。
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ワコトオイルの色見本~色を混ぜてオリジナルカラーに~

 

天板はビス止め

塗装が乾いたら、ビスで天板を取付ければテーブルの完成。
ビスはあえて隠さずに打ち付けました。

ビスの打ちっぱなしな感じと古っぽさが合います。

ラフな作りがいい時もあります!!

ヴィンテージテーブルの完成

ブルックリン風テーブルの完成

本家のテーブルには劣りますがそこそこ寄せられたと思います。
失敗も少々ありましたが、やっぱりDIYで作ると愛着感が出ます。

DIYで作った物でもデザインのインパクトはあります。
部屋のメインになるコーヒーテーブルです。

DIYで作るメリットとしては
・コスパがいい
・好きなサイズにできる

買って楽しむのも勿論いいですが、DIYで作るのもまた違った楽しみがあります。
買うのが厳しいならDIYを考えてみるのもいいかも。

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