ステインとワックスの違い

【比較DIY】木材塗装 ステイン塗料とワックス系塗料の違いは?

どうも、たぽぽです。

DIYで生活と働き方を変えたく、日々 チャレンジしています。
朝活を始めたら、おなかの調子が良くなりました!!
今日も快調です。

さて、今回テーマは『ステイン塗料とワックス系塗料』です。

ステイン塗料とワックス系塗料はどちらも木材を塗装する塗料。
どちらも木目をはっきりさせて、自然な風合いに塗装できます。

DIYをやるとき、どちらを使おうか迷ってないですか?
色見本などをみても、どっちも似たような仕上がり方だと思ったりしませんか?
違いとは何か?

このような疑問をもったので比較した見ました。
この記事を見れば、どちらを使おうか参考になると思います。

DIY塗装の参考にしてみてください。

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【比較DIY】木材塗装 ステイン塗料とワックス系塗料の違いは?

刷毛

DIY塗装でよく使われる『ステイン』と『ワックス』
似たような仕上がりですが、塗料の付き方に違いがあります。

ステイン塗料は木材に着色して塗装する。

・特徴

ステイン塗料は木材の内部に浸透していく『着色塗料』
木材の内部に着色していくので木目がはっきりと浮き出てきます。
木材の質感など自然な風合いを残して塗装できます。

内部に着色されるので塗っても木材の表面は保護されません。

色合いは木材の種類によって変わってきます。
これは木材の種類によって木の密度が違うので浸透具合がかわってきます。
また、重ねて塗装することで色が濃くなります。

油性と水性があり、
油性は『うすめ液』で薄めて使います。
水性は『水』で薄めます。

油性は手間がかかりますが、油性は水性にはないツヤ感があります。

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メリットとデメリット

メリット
・着色するので素材をいかして色を付けられる。
・素材の内部に浸透するので多少、傷がついても色が取れない。
・油性は自然なツヤ感があり、温かみがある。
・水性は準備と片付けが楽
・色を混ぜて使えるものもある。

デメリット
・表面保護はしないので汚れや屋外使用には基本向かない
・素材によって色の付き方が変わってくる
・垂れやすく、シミみたいになる。

 

ワックス系塗料は木材の表面を塗装する。

・特徴

ワックスもステインと同様、木の質感など自然な風合いを残して塗装します。
塗装してないような、自然なサラッとした仕上がりになります。

ワックスで塗装すると木の表面に刷り込まれます。
表面に膜を作り、汚れなどから守ってくれる『造膜系塗料』

木目もステインと同様にはっきりでてきます。

重ね塗りすることで多少は濃くなりますが、塗りすぎると色が移るので注意しましょう。
余分な塗料はウエスなどで拭きとりましょう。

温度で塗料の粘度が変化します。
固形から液体に変化をしていくのも特徴です。

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オールドウッドワックス

 

メリットとデメリット

メリット
・木の質感を残して色が付く
・表面に膜を作るので汚れが付きにくい
・ウエスで塗れて、簡単で手軽
・塗りムラになりにくいデメリット

デメリット
・塗りすぎると色移りする場合がある
・しっかり研磨しないと色が取れやすい
・基本固形で刷毛でなく、ウエスなどを使用するので大きいものを塗るのは大変

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木材をステイン塗料とワックス系塗料でDIY塗装

杉

一枚の板を半分ずつ、ステイン塗料とワックス系塗料で塗装してみます。
着色塗料と造膜系塗料の塗った時の違いなどを比較してみます。

使った木材は『無垢の杉板』

 

比較

右側 ステイン(ワコトオイル)  左側 ワックス(オールドウッドワックス)

木材の中心に黄色のマスキングテープで右側と左側で分けて塗装しました。
右側と左側にある2本のマスキングテープは塗装の違いを見るために貼りました。

 

 

比較2

右側 ステイン(ワコトオイル)  左側 ワックス(オールドウッドワックス)

どちらも木目が浮き上がり、自然な仕上がりになりました。

右側のステイン塗料
・ウエット感のある仕上がり方になってます。
・触った感じも多少、ウエット感があります。
・マスキングテープを貼った所はにじんでしまって、シミみたいになってます。
ステイン塗料が『着色塗料』だということがわかります。

左側のワックス系塗料
・サラッとしたドライな仕上がりです。
・触った感じも塗った感じがなく、ステイン塗料より自然な風合いに仕上がっています。
・マスキングテープの所がしっかりわかります。
ワックス系塗料は『造膜系塗料』なので、にじんだりせず木材の表面が
塗装されていることがわかります。

 

マスキングしたところを塗装

ステイン

ステイン(ワコトオイル) 

マスキングしたところを塗装してみました。
全体的に塗り直して、なじませようとしましたがマスキング跡が消えませんでした。

 

 

ワックス2

ワックス(オールドウッドワックス)

ワックスの方も同じように塗装してみました。
こちらもマスキングの跡が残ってしまいました。

どちらも塗り残しは色ムラの原因になりそうです。
DIY塗装では塗り残しは注意した方がいいです。

 

木材をDIY塗装した結論:ステイン塗料はウエットな仕上がり
ワックス塗料はサラッとした仕上がり

ステイン塗料はしっとりとしたウエットな仕上がり
ワックス塗料はサラッとした、塗った感じのしない仕上がり

・木目の浮き上がり方はそんなに違いはありません。
・ステインはしっとりした感じ、ワックスはドライな感じで仕上がった印象は違いがありました。

 

木材のDIY塗装はどちらを使うかは、お好みで

どちらを使って塗装するか迷っている人は、好きな色や
今回の仕上がりの違いを参考にして選べばいいと思います。

どちらも木材の保護的な面にはそんなに変わりがないので、
不安な方はニスやウレタンなどで仕上げましょう。

ステイン塗料は液体で垂れやすく、シミみたいになるので慎重に塗装しましょう。
ワックス系塗料は余分な塗料を良く拭き取らないと色移りするので仕上げ磨きは
慎重にやりましょう。

それと、下地処理のペーパー研磨はどちらもしっかりやりましょう。
仕上がり方に影響がでます。
これは塗装の基本ですね。

まとめ

それぞれ違いがあり、仕上がり方にも違いはありました。

今回は『ワコトオイル』と『オールドウッドワックス』で塗装しました。
同じステイン塗料やワックス系塗料でもメーカーによっての仕上がりの違いもあると思います。
しかし、今回の仕上がりとして結論は
ステイン塗料はウエットな仕上がり ワックス塗料はサラッとした仕上がり

使う塗料の特徴をつかめば、イメージしたものが作れます。
使う塗料をよく理解して、DIY塗装を楽しみましょう。

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